私は、金沢大学附属病院や富山県立中央病院において、様々な心臓病の治療を行ってきました。難治性の重症心不全や心筋梗塞の治療を引き受け、5000例以上の心血管カテーテル治療と心臓植え込みデバイス手術を経験し、北陸の循環器疾患の最先端を邁進してきました。心臓病治療の厳しさの中に、必ず希望を与えることをモットーとしています。
これまでの経験を生かし、千代田循環器内科クリニックでは、一人でも多くの患者さんに「最良の循環器疾患予防医療を提供する」ことを目標にしています。心筋梗塞、心不全、不整脈などの循環器疾患、高血圧・糖尿病・脂質異常症など循環器疾患に関わる生活習慣病の診断と治療を行います。そのために、最新の心臓画像診断装置を導入し、最適な評価を提供できる設備を整えました。治療が必要な患者さんには、適切な生活指導や薬物療法をアドバイスさせていただきます。心血管カテーテル治療や手術を必要とする患者さんには、最適な病院と専門医を紹介し、連携して治療に携わります。
千代田循環器内科クリニックが皆様の循環器疾患予防と治療に大いに役立つクリニックとなるよう、誠心誠意、努めてまいります。
平成4年 | 昭和大学医学部卒業。医師免許取得。金沢大学附属病院第一内科入局。 国立山中病院、富山市民病院、金沢大学附属病院集中治療部、根上総合病院、国立金沢病院、市立敦賀病院にて勤務。 |
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平成11年 | 富山県立中央病院 内科(循環器)にて勤務開始。平成24年、内科部長に就任。 |
平成30年 | 北陸予防医学協会にて勤務開始。 同年5月、シドニー大学、Heart Research Instituteにおいて共同研究。 同年7月、千代田循環器内科クリニック院長に就任。 |
2009年 4月 |
14th TCT Asia Angioplasty Summit 2009 Outstanding Research Award Best Case |
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2010年 1月 |
富山県優良職員表彰 団体部門受賞 |
2016年 12月 |
平成28年度 第18回日本冠疾患学会優秀賞 |
五節句の一つである七夕の日に、「梶の葉」に歌を書いて星に手向ける風習があります。裏千家では、七夕の時季に「葉蓋のお点前」があります。水差しの蓋に梶の葉を使用するお点前で、とても涼し気です。この梶の葉は、「心臓の形」をしていると言われています。
「和敬清寂」は、利休が茶道の精神を表す語として使いました。主人と客とは心和やかにお互いを敬い、茶室・茶道具などは清楚質素を心がけることという意味です。
クリニックのロゴは、心臓の形をしていると言われている梶の葉をモチーフに、茶道の心である和敬清寂をイメージするグリーンを用いました。
クリニックオープンが七夕の時季であることは、偶然ですが、よい巡り合わせだと思っています。
参考文献:角川俳句大歳時記。広辞苑。